この度、ミス駒澤コンテストにて準グランプリを頂きました。
沢山のご声援、本当にありがとうございました!
さて、受賞から3日経った今 心境なんかを書き綴っていきたいと思います。
コンテスト本番中。会場の熱気にずーっと感極まっていたわたしは「賞なんてどうでもいい、今ここにいられるだけで自分は幸せだ」と、この先の結果発表なんて無くなればいいのにと思っていました。
今までずっと引っ込み思案でネガティヴで、人の顔色や評価ばっかり気にして、人前で喋ることなんて有り得ませんでした。
わたしは「高橋」という名字で、160cmの身長として生まれました。そう、何事もトップバッターでもないしトリでもなかったわけです。
そんなわたしに授けられたのは「エントリーナンバー1番」。そう、何事もトップバッターであり時にはトリなのです。
7/7のお披露目から始まった、人生初のトップバッターの日々
みんなの先頭に立っていなければいけないこと、みんなのために場をあたためること、でも自分の印象を残すために多少のパンチは効かせていかなければいけないこと・・・ミス5人それぞれのページが出来た時、だいたい最初に目を通すのはエントリーナンバー1番ですから、わたしを見て、この先の4人に目を通すかも決まってきます。
本当に本当にプレッシャーの日々でした。
不安やストレスで眠れないこともあったし肌も荒れるし…ストレス溜まったら美味しいものを食べたいけれど、自分磨きをする上で美味しいものは妨げになるし(美味しいものは脂肪と糖でできている)
でも、押し潰されそうになったときに話を聞いてくれたのも周りの人達でした。
わたしはコンテストを通してかけがえのないものを得ました。
それはファイナリストのみんなや運営の子達の存在もそうですが、支えてくれる人たちが周りに沢山いるということに気付けたことです。
わたしはいつも「自分の優先順位が低いね」と言われるくらい他人のことばかり気にしていました。わたしのことはいいから、と人に合わせてばかりでした。コンテストに出場したときも、周りの反応が怖くてなかなか宣伝も出来ず、下を向いていることもありました。でも、そんなとき「本当に頑張ってるよね」「コンテストもダイエットも終わったら飲みに行こうね」「毎日投票してるよ」と沢山あたたかい声を掛けてもらいました。
SNSを通して、駒大生や他の大学生、さらには全く違う年代の方や地方の方、海外の方からも沢山沢山ご声援をいただきました。そんな日々の中で、自分に自信がつき、自分の優先順位をもっと上げても良いのかなと思えるようになり わたしにはこんなに支えてくれる仲間がいるから大丈夫だと前を向けるようになっていきました。
自分の優先順位を下げていたことは、自信がないからそれをカバーする 言わば鎧のようなものでしたが、その鎧をやっと外せました。
コンテスト直前に、赤の他人とグループワークをする機会がありました。今までは書記に立候補して書くことに集中するふりをし発言から逃げていましたが、コンテストを通して、沢山意見を言えるわたしに変わっていました。
コンテストが終わり、わたしは3つのクライアント賞とそして準グランプリを頂きました。
THE KISS賞では華奢なジュエリーを、Dorry doll賞では可憐なドレスを、SPRジャパン賞ではヘアケアグッズを沢山頂きました。これらはこの半年間で磨いてきた、わたしが理想とする「女の子らしさ」を評価して頂けたのかなと思います。本当に嬉しいです。
そして、準グランプリ。
とってもとっても嬉しいのですが、心のどこかで悔しいと思える自分に驚いています。
準グランプリで名前を呼ばれたときにどよめいた(らしい)客席、悔しくて泣いた友人、怒った幼馴染、途方にくれたというフォロワーさん
それらを聞くたび本当に嬉しいのですが、同時にグランプリをとれなかったことに対して非常に不甲斐ない気持ちでいっぱいになります
友人が、他人であるわたしを思って泣いてくれたように わたしもそれらを思って涙を流しました。誰かが自分のために泣いてくれるなんて、そして自分が人のために泣けるなんて。コンテストに出てなかったらこんな気持ちは一生味わえませんでした。
長々とまとまりなく書いてしまいましたが
わたしはミスコンに出て良かったなぁと心から思っています。
コンテスト翌日、友人とたまたま入ったカフェの店員さんに「たかみのさんですか?」と声を掛けられ、「毎日投票してました、おめでとうございます!」と言っていただきました。自分が知らないところにも、こうして支えてくれる人がいます。
わたしは、幸せ者です。
この幸せはコンテストを通して気づきましたが、そうでなくとも、自分の知らない場所で自分を支え見守ってくれている人が誰にでもいるのだと思います。わたしのように自分の優先順位を下げて色々なことを1人で抱え込もうとする人は沢山いると思いますが、そんなことする必要なんて、ないんです
高橋美乃里を支えてくださり本当にありがとうございました。